暖機運転は意味がある?2015.03.16. // エンジン

結論を先にいうと、水温計が動くまで待つような暖機は必要ありません。

ただしエンジン始動後、すぐに回転を上げる(アクセルペダルを一気に深く踏み込む)ような運転は控えるべきです。

エンジンは9割以上が金属から成り立っています。

熱くなれば膨張し、冷えれば収縮し
ます。エンジンが冷えているときとあたたまっているときで、エンジン主要部分のす法が
違ってきます。

このような差が生まれることを念頭に置いてください。

エンジンをスムーズに動かすたを汚してしまうことになりかねません。

反エコロジーですね。

暖機運転の目安として、私の場合は1分程度にしています。場合によっては数十秒でも
いいかもしれません。

それよりはゆっくり走り出したほうが効率がいいと思います。

アイドリング時よりも走行したほうがエンジン内部に送られる燃料の量が多くなるの
で、燃焼温度が高くなり、エンジンは早くあたたまるからです。

急激な加速さえしなけれ
ば、エンジンへの負担も少ないです。

近年、自動車メーカーもできるだけ早くエンジンがあたたまるように研究をしています。

近い将来では、エンジン自体の材質が改良され、冷えていでもあたたまってもす法の変わ
らないよう開発されるかもしれません。

クルマはエンジンさえあたたまればいいというものではありません。そのあたりのこと
はこの章の最後で少し触れます。

慣らし運転の実践方法2015.03.16. // エンジン

次に「慣らし運転」をどれだけ続ければいいのかという目安の話をしましょう。

場所は高速道路という設定です。

まずは、走行距離500キロまでのやり方。

オートマチック車の場合はDレンジで、マニュアル車ではトップギアで時速初キロ前後までゆっくりと加速
していってください。

走行距離が1000キロ近くになったら、時速100キロを目安に無理な加速をせずに
走ってください。1000キロを走行した後、エンジンオイルの交換をすることをオスス
メします。

メーカーによってはそんな短い距離でのオイル交換は推奨していないことがありますが、経験にもとづく私個人の考えでは、替えたほうがクルマにとってはいいです。

オイル
は新しいにこした’』とはありませんから。

それ以降、2000キロくらいまではエンジンが捻るような無理な加速はやめ、交通の
流れに沿った走行を心がけるとよいでしょう。

「慣らし運転」のコツは、なんといっても安定した走行をすることです。

慣らし運転はストレスレスを心がける2015.03.16. // エンジン

「慣らし運転」には特別こうしなければいけないという定義はありませんが、できるだけ
手軽に実践できる方法をお話ししましょう。

われわれ人間と同じようにストレスはクルマにとってもよくありません。

空いた道を一定の速度で走るのが一番ストレスがかかりません。

速度が安定していればエンジン回転は一定になります。

そうなれば燃焼条件も安定するため、水温もむやみに上がりません。

またトランスミッションやサスペンション、タイヤといった部分も適度な仕事をする
だけなので、無理がかかりにくくなります。

同様の理由で、ボディほかクルマのいたるところがストレスを受けずにすみます。

とはいえ都内に住んでいると、否応なしにストップ&ゴlの多い状態でクルマを使わざ
るを得ませんよね。

少し費用はかかってしまいますが、そういう環境の場合、高速道路を走るというのが手
っ取り早い方法です。

ただし、高速道路でもアップ・Jダウンの激しい場所では、ついアク
セルペダルを深く踏んだり、離したりということをしがちなので気をつけてください。

アクセルペダルは「一定の力で踏むことを続ける」と覚えておいてください。

慣らし運転は必要なのか2015.01.14. // エンジン

ピカピカの新車を買ったら何をしなければいけないかというと、最初は丁寧に運転することを心がけてください。いわゆる「慣らし運転」というものです。

 
「いまどきのクルマにも慣らし運転-なんて必要なんですか」という質問をされることもありますが、新車にとっては必要不可欠です。

 
特にこの本を読んでくださっているみなさんにはぜひ実践してほしいと思っています。

 
精密に作られたものでも、機械製品はある程度使い込むまでスムーズに動かないものだからです。

 
先ほどの「エンジンの惰動面」という話を思い出していただければ、なんとなくイメージしてもらえるのではないでしょうか。

 
「慣らし運転」をきちんとやったクルマとそうでないクルマとでは、その後のクルマのもちが大きく違ってきます。

 
人間だって同じでしょう。何の準備運動もしないで、もしくは基礎体力づくりをしないで、いきなり全速力でひたすら走らされたら、体のあちこちが故障し始めるのは時間の問題です。

 

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エンジンは高回転まで回したほうがいい!2014.10.21. // エンジン

ちょっとクルマに詳しい人が、よくいう台詞の一つです。

 

確かにそういうことはありますが、それによっての代償もあることを念頭に置いてください。

 

内燃機関とも呼ばれるエンジンは、内部で燃焼を繰り返しています。

 

そのためエンジン内(パルプやピストン)には、カーボンデポジットと呼ばれるススが付着します。

 

そのゴミのせいで、良好な燃焼状態が得られないという事態がおきます。

 

どういう場合にゴミが出やすいのかといえば、たとえばエンジン回転が低いときにそうなります。

 

回転が低いということは、空気を吸入する勢いが弱くなるということでして、エンジン内で燃料と空気が混ざりにくくなります。

 

そうなると空気と結びつかない燃料は蒸し焼き状態となってススが発生します。

 

一方、エンジン回転が高いと空気を吸入する勢いが強くなり、燃料と空気がよく混、さるので燃焼状態が良好になります。

 

わかりやすい例をあげましょう。

 

大道芸で「火吹きオトコ」というのを見たことがありますか?

 

あれは、勢いよく口からガソリンを吹き出すので、空気とよく混ざり、ボlッと炎が出て拍手喝采を受けるわけです。

 

仮に吐き出す息が足りないと、口からボ夕、ボタとガソリンが垂れて火に勢いはなくなり、大道芸も笑われてしまいます。

 

「燃えかすが残る」という観点だけでいえば、エンジンはある程度は高回転で回したほうがいいといえますね。