MT車に優しいプチテクニック2014.09.30. // ハンドル

最後にMT(マニュアルトランスミッション)車の運転術についてお話ししておきましょう。

今や絶滅の危機にあるタイプで、ある種マニア向けの感も否めない現状ですから、
そこまでクルマ熱にうかされている人以外はここは読み飛ばしてください。

まず、冷えているときにギアが入りにくい症状の対処法から。無理に入れていては傷む
のは当然です。しかし、そんなときもちょっとしたコツで入れやすくなるものです。

一つは発進して2速へのシフトアップは、エンジン回転をあまり上げずにすることです。

そうすると比較的スムーズにシフトアップができ、冷えたエンジンにも負担が少ないのです。

次に基本的にギアの入りにくいクルマでは、たとえば3速から2速に入れる場合に直接
2速に放り込まずに、一度、2速に入れるような感じで、2速の入り口あたりにチョンと
当ててからもう一度入れると、ギアがスムーズに入りやすくなります。

MT車は変速の仕方で燃費も大きく変わってきます。エンジンに無理がかからない回転
でシフトアップすれば、それだけ走行抵抗も少なくなり燃費がよくなります。

要はマメにシフトアップしていけば、トランスミッションにも大きなトルクをかけない
ので負担は少なく、クルマに優しくなるというわけです。

MTの変速にはクラッチの操作は不可欠です。半クラッチを有効に使うことによって、
トランスミッションへの負担は少なくなり、しかもスムーズなシフトアップ&ダウンを行
えます。

あまり半クラッチを使うとクラッチが減っちゃうと思っている人もいるかもしれません
が、むやみにエンジン回転を上げて高負荷で頻繁に操作するのでなければ、それほど減る
ものではありません。

 

助手席の背もたれに手をまわしてバックするのはNG2014.09.29. // ハンドル

車庫入れの話、が出たついでに、ここでは車庫入れがいまいちスムーズにいかないという人のために、その解決の手引きをします。

 

コツは二つあります。

 

一つ目は最初にクルマを止める位置。車庫入れにとまどっている人の多くが、車庫入れする前の位置取りに問題があります(パックギアに入れるときにいる場所)。

 

駐車するときは余裕を持って大きくクルマを動かすことが大原則です。

 

わかりやすくいうと、普段クルマを停止させる位置よりも少し前に進むということです。

 

距離があるということは、それだけ目標に到達するまでにクルマを動かす余裕ができるということです。

 

二つ目はサイドミラlの使い方です。何度も何度も切り返しては車庫入れをする人の多くが、亀のように首を伸ばして後方をたびたび確認しています。もちろん、目視というのは安全面では必要です。

 

しかし駐車するためにはサイドミラーでの確認を有効に使うのがコツです。

 

巷では「助手席の背もたれに手を回し、後ろを振り返ってパックする男がかっこいい」なんて話をよく耳にしますが、あれが駄目です。

 

極端にいえば、あんな大げさに後ろを振り返る必要はありません。

 

目視ばかりに頼って駐車していた人は、サイドミラーを見ながらの駐車というのは慣れるまでは怖いかもしれません。

 

ですから、最初はゆっくりでいいです。

 

ゆっくり動かせば必要以上にハンドル操作をしなくてすみます。

 

サイドミラーを上手に使いこなすためには、ミラーのポジションにも気を遣う必要があります。

 

サイドミラーをあまり見ない人の多くに、サイドミラlの位置が外側に向いている傾向がみてとれます。

 

サイドミラーを見ると、クルマのボディの側面が少ししか映っていない状態です。

 

これだと駐車するときに自分のクルマの位置を把握しづらいので、少し内側に向けましょう。

 

ただし、サイドミラーは駐車するときのためだけにあるのではないので、ほかの用途(走行中の後方確認)も考慮しながら微調整してください。

ハンドル操作のお手軽改善法2014.09.29. // ハンドル

「いつも必要以上にたくさんハンドルを切っているなあ」と自覚のある人は、この際、ンドル操作の改善を行ってみてはいかがでしょうか。

 
まずは、車庫入れのときから始めてみるのも手です。今までハンドルを目一杯に切って車庫入れしていた人は、四分の一ほど回転を戻してみてください。

 

いっぱいにハンドルを切らなくてもたいていの場合、入れられるはずです。

 
ハンドルを切る量が最小限になるような、車庫入れの仕方を工夫することで、知らず知らずのうちに一般走行でもハンドルの切り方が最小限になってきます。

 
このほかに手っ取り早くハンドルを切りすぎる癖を直す方法があります。

 

冒頭でもお話ししたように、「ハンドルを持つ手の位置」を基本に戻す方法です。

 

これだけでも、日頃の粗雑になってしまった操作感覚を修正できます。

 

「なんだ簡単だ」と思われるかもしれませんが、片手運転をするような癖がついている人は、そう簡単に叩時叩分の位置に手はきてくれません。

 

意識していないとすぐに片手になっていますよ。

ハンドルを持つ手の位置の違いでクルマは壊れる2014.09.29. // ハンドル

クルマを長持ちさせるには、毎日の運転の積み重ねが重要になってきます。ハンドル(ステアリング) の操作もその一つ。

 

十人十色といってもいいほど癖が出やすい操作でもあります。

 
まず持ち方ですが、教習所では「叩時叩分の位置を持ってください」なんて教わります。

 
しかし、免許をとって運転にも慣れてくると、さまざまな持ち方になってきます。

 
最近ではほとんどのクルマがパワlステアリングですから、片手でもスイスイとハンドルを切ることができます。

 
しかし片手では万が一手を滑らせてハンドル操作を誤ることもありますし、必要以上にハンドルを切る傾向も強くなります。

 
この「必要以上にハンドルを切る」というのが、クルマにJダメージを与えます。

 

パワーステアリングは人の手の力を増幅させてタイヤの向きを変えるので、運転している人にはハンドルを切ることによって、どれくらいクルマに負荷がかかっているのかがわかりにくくなってます。

 
今ではすっかり聞かなくなりましたが、昔の人は「据え切りをするな」などといって、止まった状態でハンドルを切ることを戒めていました。

 

走っている状態でハンドルを切ることは、さほど操舵系の装置に負担はかかりません。しかし、止まった状態では想像以上に負担がかかるものなのです。

 

油圧を使ったパワーステアリング装置では、停まっている状態からハンドルを切るとエンジン回転が下がります。

 

つまり、それだけエンジンにも負担をかけるほどパワーが必要ということなのです。

 

電動式のパワーステアリングであれば、エンジンにはそれほど負担はかかりませんが、操舵系にかかる負担は同じです。

 

操舵系の装置は壊れてしまうと、安くない修理費がかかります。

 

ちなみに、ハンドルがロックするまで切るのはもってのほかです。

 

異音がするのですぐにわかるはずです。